「旬だより」
第一回
12月ーこはだ【小肌】
「こはだ」は、ニシンの仲間で、関東では「シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ」と名前が変わる出世魚です。「こはだ」は、昔から「煮ても焼いても食えねぇ魚」と言われていて、酢締めになるために生まれてきたようなお魚です。6月ぐらいに出る3センチほどの大きさのシンコは高級寿司だねとして扱われますが、私は10センチ程度まで成長した「こはだ」の方が味わいがあって好きです。
12月のお稽古の献立は、おせち料理です。
江戸のおせちの一品として受け継がれてきた「こはだの粟漬け」をお勉強します。その他にも、おせちに欠かせない料理を学びます。
12月からのお稽古始めをお受けしています。
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